SESSION #02

新卒エンジニア×先輩エンジニア
「ゆるやかな共存地帯」

Session #01 ゆるやかな共存地帯 (2)

そっちがあってもいいし、
でもこういう考えの人が共存しても良い

ナガタ

なんか…ぶっちゃけ「仕事はお金を得る手段です」と言える環境なのすごい良いですよね。

イイオ

それ言って怒られないのすごいですよね。

ナガタ

ほんとに。ちょっとやっぱり遠慮しちゃうじゃないですか。普通に考えて、開発が好きな人がおそらく集まってるはずなのに、そんなクールに言っちゃっていいのかな、とか。なんか躊躇するというか。でも仕事のうちの1つでしょ、とか言っちゃえるくらいの方が心の状態も保てる気もしますね。

イイオ

なんか普通だったら、そんなこと言ったら…それ、、(白い目向けられそう)…って(笑)

ナガタ

まあ、ここにやりがいを感じてる!とかを普通には言おうとしますよね(笑)。魅力だとか。

イリクラ

まあ自然体っていうのが大きいのかね。

ナガタ

いい意味で自然体保てるっていうのがいいですね。

イイオ

別に、仕事が生き甲斐っていう考えも否定はされないじゃないですか。

ナガタ

そうですよね。そっちがあってもいいし、でもこういう考えの人が共存しても良いしっていう。

イリクラ

うんうん。そうね。

イイオ

その空間不思議ですよね。仕事ガツガツやりたい人の隣で、いやお金のためですと言えるというのも(笑)

イリクラ

そうね~。言いづらいかな?

イイオ

うーん、私だけでは無いとは思いますけど(笑)

「マジでやめてください」と

イリクラ

例えば自分は土日も普通に仕事してたりするし、まあ最近夜はやらないようにしてるんだけど。この前ミーティングで開発時間に土日の分もカウントしようとしたら、「ちょっとイリクラさんそれおかしくないですか」と。

イイオ

(笑)

ナガタ

ああ~なるほど。新卒からツッコミが来た(笑)。それもすごいですね。

イリクラ

「マジでやめてください」と(笑)。目が本気、みたいな。ま、自分的には家でのんびりだらりと何もしないよりは仕事してた方が楽しいし、自分にとって良い時間だからやるだけなんだけど、「あ、たしかに公私混同だな」と。だから「やるかもしんないけど数字にはいれないし、仕事ではないよ」っていうスタンスにした。

イイオ

義務っぽくなるとなんだか。

イリクラ

無意識にそれを今までやってたんだけど、(立場的に)自分がそれをやりだすと、やることが当たり前になっちゃったり、「やんなきゃいけないのかな?」っていう空気をつくっちゃうのは確かによくないと思って。自分自身は趣味でやってるだけだから勝手にやったらいい話だし、でもそれを仕事風に見せてやっちゃうと、「〆切立て込んだら週末やるもんなのか…」っていう空気になりかねないから、それはつくりたくない。

ナガタ

そうですね。それを新人が言うのもすごいですけどね。

イイオ

(笑)

ナガタ

言いたい事はちゃんと言っておく、刺しておくという。

イリクラ

本質的に正しいなあと思って。

ナガタ

やってもいいけど全体との共有事項とは違うという。

イリクラ

みんな価値観違うけど別にいいじゃんっていう。本当の意味で共感しきったり、全く同じものにはなれないし、それを強制する必要もないしね。

ナガタ

それで共存できるのが1番良いですよね。

イイオ

そういう考えもアリということで。

イリクラ

その考え方が基本的に正しいと思うんだけど、それをやれるというのは、やっぱり会社がちゃんと儲かってないとできない。儲かっていない時って、例えば「これがないと儲かんないし会社潰れちゃうんだから」って言われたら開発としてどうあるべきとか関係ない、となってしまう。そういうことを強制的にやらないですんでるのは、それなりに売上げや利益がカウントされてるからで、やるべきことをやれてるいいスパイラルがあるんだと思うよ。

イイオ

お金大事だなあ~(笑)

ナガタ

お金の話になりましたね(笑)。まあそこも1つの合理性ですよね。いいスパイラルを産むための循環。

イリクラ

正しい事とかやるべきこととか、納得した事をやるために、ビジネスがちゃんと回っている状態を最低限作っておく。

イイオ

いやあ~大事だ。

イリクラ

そこはほんとにセールスチームが頑張ってくれてる。

イイオ

ほんとにそうなんですよ!

イリクラ

チームワークというか。

ナガタ

ほんとに。開発だけでできるもの(循環)じゃないですもんね。

みんな自由だからな

ナガタ

ゴーリストに来たら合うだろうな、と思う人はいますか?開発部でも全体でもいいですけど。

イイオ

許容度が高い人。

イリクラ

柔軟性というのかな。

ナガタ

自然体を掲げているという意味でも、他人に寛容というのは結構大事な気がします。

イリクラ

みんな自由だからな(笑)。

ナガタ

イリクラさんからのダジャレの免疫もつきますしね。そういえば私、オノ君(新卒エンジニア)にインタビューをして、「会社に入ってギャップってあった?」って聞いたら「ギャッブと言えば上司がすごくダジャレを言う事ですかね~」って言ってましたよ。

イリクラ

ああ~。オノのポイントすごく難しいからな~。(彼は)突然奇声をあげて反応する時があったり。

ナガタ

開発部の奇声あげる集まり(開発に詰まるとイイオも時々発する説がある)、一体何なんですか(笑)。
来年馴染んでくれる人が来てくれたら良いなと思いつつ、、トークセッションありがとうございました。

イリクラ

…ダジャレもねえ、、ちょっと控えてしまったけど。

ナガタ

うーんそうですね、あんまり…いらなかったかな。 トークページに注意書きを書かないといけなくなるんで。私の仕事が増えるので。編集業が…(笑)。

イイオ

脚注でホバーすると(ダジャレの)意味がでてくるみたいな画面をつくるとか(笑)

イリクラ

コンテンツがリッチになったかもしれないんじゃない?

ナガタ

それは…作業量がちょっと。工数増えちゃうのでまた今度で。(笑)

インタビュー編集後記

未経験からエンジニアになった新卒第1期生のイイオさんとCTOのイリクラさん。ゴーリスト開発部の指針や仕事についての考え方を理解し合う関係についてお話ししてくれました。 人それぞれ価値基準や目的が違っているのは当たり前。互いを認め合うことが良いチームとして良い仕事をするためには必要で、その土壌として機能していくのが「自然体」の大事な側面なんじゃなかろうか、と思いました。 来年度メンバーとしてお会いできる方とも、ぜひ良い関係を築きながら一緒にお仕事をしていきたいですね。

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未経験からのエンジニアと、開発部の指針